Doctoral Program in Human Care Science. Graduate School of Comprehensive Human Sciences, University of Tsukuba

プログラム紹介 [ヒューマン・ケア科学の3年制博士課程]

学位プログラムリーダー挨拶  [パンフレット]

近年、少子高齢化や疾病構造の変化などに伴い、従来の疾病モデルだけでは対応できない保健医療福祉の問題が急増しつつあります。健康の質やQOL(Quality of Life)が問われる中、「治療から予防へ・医療から保健福祉へ」、そして「キュアからケアへ」という潮流が生まれつつあります。国際的にも「人へのケア」が重視されつつある中で、学際系専攻としてのヒューマン・ケア科学専攻が2001年に開設され、大学・研究機関等の社会の第一線で活躍する研究者や高度専門職業人など、多くの人材を育成してきました。この伝統をふまえて、2020年から開設されたのが「ヒューマン・ケア科学学位プログラム」です。教育学、心理学、体育学、保健学、医学、看護学など、人間に関わる多様な学問領域を融合させ、高度な専門的領域として「ケアの科学」の確立と社会貢献を目指しています。

ヒューマン・ケア科学学位プログラムリーダー 松田 侑子

授与する学位

博士(ヒューマン・ケア科学)〔Ph.D. in Human Care Science〕

目的

教育学、心理学、福祉学、医学、看護学、保健学、等の専門領域の学問融合の観点から総合的・学際的にヒューマン・ケアや人支援に関する課題を解明し、創造的に発展させる能力、実践的応用力を備えた大学教員、研究者、高度専門職業人、教育者を養成する。

養成する人材像

人々の抱える問題・課題に関する高度専門的知識を備え、課題解明に関する研究能力と技術、人へのケアと支援に関する方法・技術、その指導に関する高度専門的知識と技術を身につけた人材。

修了後の進路

国内外の大学および研究機関のヒューマン・ケア科学関連諸科学領域における専門教育研究者、国際機関の研究者、支援に関わる専門機関の指導者・実践者

ディプロマ・ポリシー
  1. 知の創成力:未来の社会に貢献し得る新たな知を創成する能力
  2. マネジメント能力:俯瞰的な視野から課題を発見し解決のための方策を計画し実行する能力
  3. コミュニケーション能力:学術的成果の本質を積極的かつ分かりやすく伝える能力
  4. リーダーシップ力:リーダーシップを発揮して目的を達成する能力
  5. 国際性:国際的に活動し国際社会に貢献する高い意識と意欲
  6. 研究力:ヒューマン・ケア科学分野における最新の専門知識に基づいて現代的・将来的な研究課題を設定し、自立して研究計画を遂行できる能力
  7. 専門知識:ヒューマン・ケア科学分野の先端的かつ高度な専門知識、および関連する諸科学の学際的専門知識
  8. 倫理観:ヒューマン・ケア科学分野の研究者にふさわしい倫理観と倫理知識、および専攻する特定の分野に関する深い倫理的知識
  9. 学際的応用力:ヒューマン・ケア科学に係る学際的知識と技術を現代的・将来的課題の解決に応用する力
カリキュラム・ポリシー

パブリックヘルス学位プログラムと共同して、人間系・体育系・医学医療系の多分野横断の教員によって、ヒューマン・ケア科学に関する学際融合の専門知識、高度な研究能力、倫理観、課題解決能力を養う教育・研究指導を行う。

アドミッション・ポリシー

求める人材

ヒューマン・ケア関連諸科学やその領域の問題に深い関心を持ち、その科学的解明、課題解決に学際的視点から意欲的に取り組む意識を有すること。また高度な専門的知識と技術を通して様ざまな地球規模の課題解決をめざす人材、国内外で貢献する人材

入学者選抜方針

選抜は、研究・実践・国際連携の能力を中心に、専門および英語の筆記試験、研究計画に基づく口述試験が行われ、総合的に評価する。