【学内限定】FD講演会「米国多様性社会に生きる―人生の展開を恐れず、キャリア実現をめざそう―」
【事前予告】令和8(2026)年度ヒューマン・ケア科学学位プログラムの廃止とパブリックヘルス学位プログラムへの統合に伴う募集要項の変更について
2020年度より、筑波大学大学院 人間総合科学学術院 人間総合科学研究群 3年制博士課程 ヒューマン・ケア科学学位プログラム および パブリックヘルス学位プログラムがスタートしました。
2つの学位プログラムは、2001年に学際系専攻として開設されたヒューマン・ケア科学専攻を母体としています。当専攻は、教育学、心理学、体育学、保健学、医学、看護学など、人間の支援とケアに関わる従来の複数学問分野を統合して、20年間にわたり学際的な研究教育を行い、多様な人類的課題の解決に向けた研究能力を持つ人材を育成してきました。また2017年に、国立保健医療科学院との連携による国立大学法人で唯一の博士(公衆衛生学)プログラムを開始し、公衆衛生学に関わる学際横断の高度な専門知識と研究能力を持つ人材を育成してきました。これまでに当専攻を修了した学位取得者は320名を超え、その多くは大学・研究機関で研究者、高度専門職業人として活躍しています。
この実績を基盤とする2つの学位プログラムでは、それぞれ博士(ヒューマン・ケア科学)、博士(公衆衛生学)を授与します。一体的運営によって多岐にわたる専門領域の理論や研究法を学び、複数の専門分野の教員から研究指導を受けることができます。さらに他分野の学生との学生同士の交流や相互の学びもあり、これも大きな魅力です。
日本は急速に超少子高齢社会へと進行し、家庭、地域、学校、職場において人々の生活や健康に関するさまざまな問題が山積みです。また、いまや疾病の広がりは地球規模となり、環境、社会、経済、文化をめぐって人々のケアと公衆衛生に係る課題は深刻化しています。
ヒューマン・ケア科学学位プログラム、パブリックヘルス学位プログラムは、学際融合の広い視座と高度な研究能力を身につけて、ヒューマン・ケアもしくは公衆衛生に係る課題解決に貢献したいと考える皆さんを迎え、最適な研究教育環境を提供してまいります。